2018-01-01から1年間の記事一覧
『直虎』その後 『わろてんか』を見ていて、伊能栞がてんたちと同じ時空を共有しているようでしていない、独自の次元に存在する孤独な存在のように思えるようになってから、改めて政次とは何だったのかということを今更ながらに考えるようになりました。 1…
はじめに 私が『直虎』を総括するなら書いてみたいと思っていたことの一つは、『直虎』を1年間見てきた自分の「心の旅路」です。『直虎』は視聴者の数だけ感動や萌えのポイントがあり、多彩な解釈を許す懐の大きな作品でした。Twitterやブログを読んで面白…
はじめに 『直虎』の総括するにあたり、まずは全体の構成について改めて考えてみたいと思います。このブログで私は『直虎』の構成に着目したエントリを何回か書いてきました。そのたびに、「これは未完成のパズルだから、全て終わった時に全体像を見てみたい…
はじめに 最終回は第一部「自然の首」、第二部「おとわの死」、第三部「潰れた家の子の働き」の三部構成とも言えるような作りなっていました。直虎が井伊の「負債」に落とし前をつけ、死してなおその魂が働き続ける様が希望溢れるトーンで描き出されました。…